第4回・5回展示会等誘致・開催検討会 開催報告

2021/01/31
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第4回検討会

第4回(10/9実施)検討会では、「展示会等の誘致方針、誘致計画等に関する検討」をテーマに、会を実施しました。
会の冒頭で、コロナ禍により、MICE 開催の中止・延期が相次いでい中、安心・安全にMICEを開催できるよう、MICE関連団体が策定したガイドラインの共有や、7月に万国津梁館にて開催された、MICE Future Action2020についてOCVB担当者より開催報告を行いました。
また、共通認識を図るため、東浜マリンタウンエリアに設立を予定している「大型MICE施設」の現状共有を沖縄県担当者より行い、設立までの間、既存の施設を活用しながら展示会等の誘致・開催を行っていくとの方針を示しました。
展示会等の誘致方針、誘致計画、誘致のためのマニュアルについて、事務局が作成した案を共有し、沖縄県が目指すべき方向性や、誘致する分野とその計画、誘致するに当たり、ステークホルダーと連携した工程内容を示した行動マニュアルについて意見交換を行いました。
参加者からは、県内産業界がどういった分野の誘致を求めているかという点で、産業界との連携は欠かせないといった意見や、海外ベンチマークとして掲げていた香港以外にも、台湾・シンガポール・タイ等の案が上げられ、連携していくためにも、早い段階からステークホルダーへ情報共有が必要等、さまざまな意見がありました。

第5回検討会

第5回(10/9実施)では、「展示会等の創出に関する検討」をテーマに会を実施しました。
第1部では、第3回検討会で議論した、「展示会等誘致のための支援メニュー(案)」を元に、各項目の【実現するための課題】、【関係者】、【課題解決方法】、【スケジュール】について、5つのグループに別れディスカッションを行い、それぞれのグループで話し合った内容を表にまとめ、発表しました。
第2部では、県内でも展示会開催の実績がある県外主催者(エグジビションテクノロジーズ㈱ 代表取締役 井手 一夫 氏)を講師としてお招きし、自身が携わる展示商談会の事例や、海外(地方)で開催されている展示商談会の事例、また、展示会等を開催するに当たっての重要な要素や、沖縄の環境に合った展示会等の創出について講演を行いました。
海外の事例を参考に、沖縄は島嶼県であるが、魅力的な環境を活かした開催内容であれば、世界中から参加者が見込めるといった点や、展示会等開催における重要な要素として、出展者・来場者それぞれのニーズに合わせた内容の開催、また、派手な装飾等に予算をかけず、身の丈に合った開催により、継続的な開催が可能になるといった点を学び、最後に沖縄の環境に合った展示会の創出に関して、県外の主催者目線で沖縄の魅力・可能性についてお話頂きました。
第3部では、講演を聞いた上で、沖縄の環境に合った展示会等について、グループ内でディスカッションを行い、それぞれが考えるアイデアを記入シートにまとめました。
まとめた内容については、第6回検討会開催時に意見交換を実施し、沖縄の展示会等の可能性として、誘致の提案材料にするなど、今後の活動に繋げていければと思います。