MICE業界で
一緒に働きませんか!

観光産業は沖縄のリーディング産業として重要な役割を担っています。
中でも、企業主催の会議や学会の研究発表会、商品発表会などのビジネスイベントは
有力な旅行目的として誘致の対象となっています。
これらのビジネスイベントを総称してMICE(マイス)と呼びます。
身近な例では、電子機器メーカーや車メーカーの展示会、研修旅行や報奨旅行などが挙げられます。
こうしたMICEの誘致は県経済に貢献するだけでなく、都市のブランド化やグローバル化を促進し、
新たなビジネスを創出するなど多方面への効果が期待できます。
皆さんもMICE業界人として新しい沖縄を世界へ発信しませんか。

MEETING

ミーティング編

INCENTIVE

インセンティブ旅行編

VOICE MICE業界で働く先輩の声
MICE業界で働く先輩の声

Career
Stories
01
沖縄アリーナ株式会社 施設運営本部 営業担当 島袋 裕樹

沖縄アリーナ株式会社

沖縄アリーナを単なるスポーツ施設としてだけでなく
MICE施設としても認知度を上げていきたい

ー就職活動の際にどのような視点で会社を探していましたか?

私はもともと22歳に新卒で那覇の商業施設に入社して、10年間改装プロジェクトなど施設的なハード面を勉強してきました。昨年転職で沖縄アリーナに入社する際には、前職から近からず遠からずで、面白そうというのがひとつの切り口としてありました。また、沖縄アリーナはできたばかりである意味スタートアップのようなもの。琉球ゴールデンキングスの本拠地でもありエキサイティングな会社という点も魅力でした。ここなら会社と共に自分も成長出来ると感じて転職エージェントを通して決めました。

ー入社後、一番に任されたのはどのような仕事でしたか…

Career Stories 01

沖縄アリーナ株式会社

沖縄アリーナ株式会社 施設運営本部 営業担当 島袋 裕樹

沖縄アリーナを単なるスポーツ施設としてだけでなく
MICE施設としても認知度を上げていきたい

ー就職活動の際にどのような視点で会社を探していましたか?

私はもともと22歳に新卒で那覇の商業施設に入社して、10年間改装プロジェクトなど施設的なハード面を勉強してきました。昨年転職で沖縄アリーナに入社する際には、前職から近からず遠からずで、面白そうというのがひとつの切り口としてありました。また、沖縄アリーナはできたばかりである意味スタートアップのようなもの。琉球ゴールデンキングスの本拠地でもありエキサイティングな会社という点も魅力でした。ここなら会社と共に自分も成長出来ると感じて転職エージェントを通して決めました。

ー入社後、一番に任されたのはどのような仕事でしたか?

最初はMICEの案件でした。4月に入社して6月に本番だったので、1からという訳ではなく元々進んでいた案件をスライドして引き継いだ形ではありましたが、1000名規模で事故が起きたらと思うと、ものすごいプレッシャーで。クライアントからすれば僕が4月に入社したばかりだなんて関係ありませんから。最初はメールを1通返すにも先輩に沢山聞いて膨大な時間をかけていましたが、次第に聞かずに自信を持って返せるようになっていきました。スピード感のある会社なのですぐに補助輪を外され、教えてもらうより実際にやりながら仕事を覚えていった感じです。初めての仕事は無事成功し、今年の6月にもお話を頂いていて既に準備が始まっています。

ーこの会社でどのように成長していきたいですか?

沖縄アリーナは、バスケットボールの施設というイメージがありますが、実はコンサートやMICEの施設としても使われているのでその認知度を上げたいと思っています。そして会社と共に自分自身も成長していければと思っています。

ー所属している部署、チームのご説明をお願いします

今は営業のセクションに所属していて、上長が1人、営業部隊4名で稼働しています。営業部隊のうち、純然たる営業が2名、施設運営を兼ねた営業が2名。他にはテクニカルや映像、施設管理など会社全体でも20名はいません。決して多くはない社員で仕事を回していくためには即戦力が求められるので、現在のメンバーはイベント会社や行政、施設管理の会社など何かしら親和性のある職業からの転職者のみで構成されています。しかし、今後は新卒を採用して1から育てるということもあるかもしれません。

一日の仕事の流れをお聞かせください

決まった流れはなく、本番がない日はメール対応や、社内外で打ち合わせを行います。また、自分のクライアントが現地調査として視察に来る際には案内をしたり、新規で借りたいという方の見学案内もします。さらに、商談会や縁のある県外の大型施設を視察に行くなど様々です。

ー仕事のやりがいについて

やりがいは、本番が無事に終わること。それまで積み上げて準備したものが完成する達成感、そこに尽きます。しかし、本番終わったら「よーいどん!」て撤収作業に入り、感慨にふける暇もありません(笑)。クライアントに合わせてフレキシブルなシフトを組んでいるため、夜の開催では朝方まで撤収作業を行うこともあります。でも、遅くまで仕事をやらされているという感じではなく、まだ30代なので今のうちに頑張って積み上げていきたいという気持ちがあって自分から動いています。

ー仕事後や休日はどのように過ごしていますか?

子供が1歳半なので、仕事のある日は帰ったら寝ていることが多いですが、休日は家族と過ごす時間を大切にしていて、公園やショッピングセンターなどで普通の休日を過ごしています。休みの日とキングスの興行日と重なったら家族で試合を観に行くこともあります。まだ小さいのでよく分かっていませんが、もう少し大きくなってキングスのファンになってくれたら嬉しいですね。

ー学生にメッセージをお願いします。

学生の間はもちろん勉強することも大事ですが、時間がある学生のうちに色々な場所に行き、色々な人と会ってください。社会人になるとまとまった休みが取れないので借金をしてでも海外旅行にもっと行っておけばよかったと思います。また、短いタームで働けるアルバイトで色々な仕事に触れておく経験も視野を広げるのに役に立つはずです。

Career
Stories
02
株式会社JTB沖縄 旅行営業部 グループリーダー 栗原 郁弥

株式会社JTB沖縄

大学では土木一本だった自分が沖縄に貢献するため観光業界へ これまでの人生で経験したことのないことばかりです

ー現職にチャレンジしようと思った理由を教えて下さい。

私は広島出身で、大学進学の為に来沖し琉球大学工学部の環境建設工学科で学ぶうちに、沖縄で働きたい、沖縄に貢献したいという気持ちが生まれました。それで土木業界を始めとした県内の大手企業を色々受けてみたのですが、特に沖縄に親和性があるのが観光業界だと感じました。JTBといえば内地では知らない人はいない有名企業。

企業理念や経営方針に惹かれて現職にチャレンジしました。

ー所属している会社(部署、チーム)の主な業務についてご説明をお願いします

現在は旅行営業部で、法人事業・MICE事業を担当してい…

Career Stories 02

株式会社JTB沖縄

株式会社JTB沖縄 旅行営業部 グループリーダー 栗原 郁弥

大学では土木一本だった自分が沖縄に貢献するため観光業界へ

これまでの人生で経験したことのないことばかりです

ー現職にチャレンジしようと思った理由を教えて下さい。

私は広島出身で、大学進学の為に来沖し琉球大学工学部の環境建設工学科で学ぶうちに、沖縄で働きたい、沖縄に貢献したいという気持ちが生まれました。それで土木業界を始めとした県内の大手企業を色々受けてみたのですが、特に沖縄に親和性があるのが観光業界だと感じました。JTBといえば内地では知らない人はいない有名企業。

企業理念や経営方針に惹かれて現職にチャレンジしました。

ー所属している会社(部署、チーム)の主な業務についてご説明をお願いします

現在は旅行営業部で、法人事業・MICE事業を担当しています。一般企業の団体旅行や修学や留学などの教育旅行、部活動の遠征、沖縄で開催される学会や国際会議などの運営など内容は様々で、添乗もします。派遣の添乗員さんにお願いすることもありますが、添乗は自分の提案した企画を自分で体験し、お客様のリアルな反応を間近で見られるチャンス。できるだけ自分で行くようにしています。

ー1日の仕事の流れをお聞かせください

出社は9時15分。月曜日と木曜日は朝礼があり、日々の営業成果やBADニュース、相談などを交わします。その後メールチェックと返信をして、10時〜16時位までは営業に出ます。新規の提案や、決まっているものは進捗の確認など1日4〜6件ほど回ります。休憩は自分のタイミングで1時間。夕方に帰社してメールチェックと返信をし、17時45分に終業です。毎日営業に出てしまうと社内作業が出来ないので、手配や企画書の作成など会社から出ない日もあります。営業に出る日も出ない日も、1日があっという間に過ぎていきます。 

ー働くなかで感じるやりがいと、苦労していることを教えて下さい。

やりがいは、お客様に喜ばれること。感謝の気持ちを直接伝えていただけること。次にもっと良い企画を作りたいというモチベーションになります。入社して最初の3年程は先輩と一緒に動いていましたが、今では後輩をサポートに入れて現場をみて勉強してもらうことが多いです。思い出に残っている企画は、企業の報奨旅行でプチキャンプファイヤーを用意して、マイムマイムを踊ってもらったこと。最初は皆さん「えー!」と言いながら恥ずかしがっていましたが、次第に笑顔で踊りだして、チームビルディングとしても成功したのではないかと思います。

VIPのお客様の旅行手配は、経験したことのない世界なので本当に大変です。料理はどれがいいのか?席順は?誘導は?ホテルの階数は?など、これまでの人生で経験したことのない気遣いが必要になります。更に超VIPに関しては裏動線があり、空港やホテルなどでは一般の人が入れない場所から出入りします。それは空港やホテル側が慣れたもので、教えてもらう事も多くあります。

ー仕事後や休日はどのように過ごしていますか?

平日の何もない日は料理して、テレビを観て、風呂に入って寝ます。週末は仕事のメンバーと飲みに行ったり、ゴルフやショッピング、会社のメンバーと本島北部へプチ旅行に出かけたりと、職場の仲間とは仲が良い方ですね。新しい観光施設が出来たら土日を使って行くこともあります。

ー学生時代やっておけばよかったこと

もっと海外旅行に行っておけば良かった、英語の勉強しておけば良かったと思います。海外で現地の人とコミュニケーションを取ったり、四苦八苦して電車のチケットを取ったり、現地の食べ物を食べたりと、テレビで観てなんとなく知っているのと実際に自分でやってみるのとでは全く違います。自分はこれまでは土木1本で来てしまい、社会に出ると大学の頃に得た知識は、本当に小さなものだったと分かりました。

Career
Stories
03
株式会社 DMC沖縄 セールスディレクター 平田 実

株式会社 DMC沖縄

50代を前に人生設計を考え直してホテルマンから転向
形のない「企画」を売る仕事に挑戦しています

ー現職にチャレンジしようと思った理由

元々ホテル勤務歴20年で、宿泊現場、予約、レベニューマネージャー、セールスをやってきました。基本的に仕事はホテルしか知りませんでしたが、ロワジールホテル在職中にMICEと出会い、声をかけていただいたので50代を目前にして人生設計を考え直して昨年の4月から現職に転職しました。大きな会社では定年がありますが、DMC沖縄は小さな会社で定年がないため、頭が動く限り働けると思ったからです。

ー入社前後で何かギャップを感じましたか?

ギャップはあまり感じませんでしたが、DMC沖縄は想像を超えた会社でした。例えばDMCのプログラムは、沖縄唯一のユニ…

Career Stories 03

株式会社 DMC沖縄

株式会社 DMC沖縄 セールスディレクター 平田 実

50代を前に人生設計を考え直してホテルマンから転向
形のない「企画」を売る仕事に挑戦しています

ー現職にチャレンジしようと思った理由

元々ホテル勤務歴20年で、宿泊現場、予約、レベニューマネージャー、セールスをやってきました。基本的に仕事はホテルしか知りませんでしたが、ロワジールホテル在職中にMICEと出会い、声をかけていただいたので50代を目前にして人生設計を考え直して昨年の4月から現職に転職しました。大きな会社では定年がありますが、DMC沖縄は小さな会社で定年がないため、頭が動く限り働けると思ったからです。

ー入社前後で何かギャップを感じましたか?

ギャップはあまり感じませんでしたが、DMC沖縄は想像を超えた会社でした。例えばDMCのプログラムは、沖縄唯一のユニークなプログラムで、件数を多くこなすというよりも1件1件の仕事が重い。まったく気が抜けない仕事です。また、ホテルは施設や部屋、食事など「形あるモノ」の対価としてお金をいただきますが、ここで売るのはゼロから作る「企画」という形のないもの。協力者がいなければ成り立ちません。

ー所属している会社(部署、チーム)の主な業務についてご説明をお願いします

私は今セールスディレクターという立場にいますが、社員6名と小さい会社なので、仕事の受注、企画書や見積もりなど何でもやっています。細かい部分は企画書だけでは分からないし、実際に現場を見る必要があるので外に出ることも多くオフィスにはほとんどいません。PCとWi-Fi環境さえあればどこでも仕事ができるのがこの仕事の良いところですね。基本的には社長と2人が多いですが、現場が重なると1人で動くこともあります。

ー1日の仕事の流れをお聞かせ下さい

ルーティンはメールチェックだけで、後は必要に応じてその日やるべきことをやります。勤務時間は9時から17時20分ですが、あまり気にしたことはないですね。朝礼などもやったことがありません。

ー働くなかで感じるやりがいと、苦労していることを教えて下さい

やりがいは、自分で企画したことが通って喜んでいただけること。つい先日決まった企画は、100人での凧揚げです。5名で1つ大きな凧を作って恩納村のコミュニティー広場で揚げる予定なので無事成功させたいです。

我々はお客様から直接依頼を受けるわけではなく、旅行会社が間に入っているので、契約後の打ち合わせまではお客様に会うことが出来ません。そのため、いかにお客様の要望を聞き出すかが重要です。

ー将来のキャリアイメージを教えて下さい

将来は第二の徳田を目指しています。徳田はDMC沖縄の代表で、現在沖縄MICE界のトップを走っている人物です。しかしMICEは業界では知られていますが、世間からは知られていないので、MICEの認知度をあげることが今後の課題です。

ー学生へのメッセージ「学生時代にやっておけばよかったこと」

個人的には英語を勉強しておけば良かったと思っています。今はアプリやチャットGPTなど便利なツールが沢山ありますが、英語ができれば将来の選択肢が広がります。

学生には、働き始めたらなかなか行けないので海外や沖縄の離島など色々なところに行っておくことをおすすめします。また、学生時代に友達と遊んでいた人は、卒業してからも繋がることができます。それが人脈となり仕事を広げる際に役に立つこともあります。

Career
Stories
04
琉球ホテル&リゾート名城ビーチ 営業部 MICEセールス課 マネージャー 鉢嶺 沙知子

琉球ホテル&リゾート名城ビーチ

老舗ホテルから新鋭のホテルに転職
風通しのいい会社で自分もホテルもブラッシュアップ

ー就職活動の際にどのような視点で会社を探していましたか?

私は元々別のホテルで働いていて、リニューアルのタイミングで30代半ばという年齢的なものもあり自分も新たなチャレンジをしたいと思い転職を決意。沖縄県のホテル中でもハイブランドで口コミもすごく良い、ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄(琉球ホテル&リゾートの系列ホテル)で勉強させていただきたく入社を決めました。ホテル業界の経験は長くありましたが、所謂老舗ホテルからの転職だったため、若いスタッフが多く若手の意見が通る風通しの良い環境に惹かれました。

ー「入社してよかった」と感じていることはなんですか?

お客様のため…

Career Stories 04

琉球ホテル&リゾート名城ビーチ

琉球ホテル&リゾート名城ビーチ 営業部 MICEセールス課 マネージャー 鉢嶺 沙知子

老舗ホテルから新鋭のホテルに転職
風通しのいい会社で自分もホテルもブラッシュアップ

ー就職活動の際にどのような視点で会社を探していましたか?

私は元々別のホテルで働いていて、リニューアルのタイミングで30代半ばという年齢的なものもあり自分も新たなチャレンジをしたいと思い転職を決意。沖縄県のホテル中でもハイブランドで口コミもすごく良い、ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄(琉球ホテル&リゾートの系列ホテル)で勉強させていただきたく入社を決めました。ホテル業界の経験は長くありましたが、所謂老舗ホテルからの転職だったため、若いスタッフが多く若手の意見が通る風通しの良い環境に惹かれました。

ー「入社してよかった」と感じていることはなんですか?

お客様のためにどうしたらいいか、いい環境を整えるために一生懸命考えた改善案が、若手であっても採用されやすい会社だというところです。ホテルも、自分も一緒にブラッシュアップをしていけるところだと入社して確信しました。ハイアットで4年半、こちらの立ち上げで異動して2年。最初はお花の手配から、料理のコース、マイクの1本の貸出料金まで、完全に何もないところから値付けして商品を作り、社内で手配をする際にどういうフローにするのかにするかなど全て1から決めなくてはならないので、思った以上に大変でした。でも、その分やりがいがありました。

ー所属している部署、チームのご説明をお願いします

現在、MICEを専門に取り扱うMICEセールス課に所属しています。このホテルが開業して1年半、まだ経験値は浅いのですが、目標であった1年間で100件を達成、全館貸し切りも2案件をやり遂げました。チームは7名で、ホテル経験者だけでなく、他業界から転職してきたメンバーもいます。チーム内だけでなく、宿泊、宴会など館内の全ての部署と更に外部業者とも密に連携し、情報共有して仕事に取り組んでいます。

ー1日の仕事の流れをお聞かせください

基本の勤務時間は平日の9時〜18時までですが、土日に宴席がある場合は平日に休むこともあります。新規案件は1ヶ月に約60件の問い合わせがあり、メンバーに割り振って回答しています。インスペクション対応は、館内が広いのでとても時間がかかります。また、宴席がある日はその受入のために、関連部署と最終の設営チェックをしたりと毎日忙しく、決まった流れはありません。

ー仕事のやりがいをお聞かせください

やはりやりがいは無事終わってお戻りになられて、後日メールなどでお礼の言葉をいただけることですね。MICEに関しては開業する2年前から動いていて、ホテルの規模感などはエージェントにPRしていました。開業後は小規模からの受け入れで段階的に団体の受け入れも行いました。報奨旅行、表彰式、会社の社員旅行など内容は様々で、最大で500名の貸し切りにも対応しました。やっぱり大きなイベントを成功させるとやりがいを感じますね。

ー仕事後や休日はどのように過ごしていますか?

休日はもっぱら家にいることはなく、買い物や美味しいものを食べに出かけたり、仕事のヒントになるかなとイベントがあると雰囲気を見に行くこともあります。

ー学生へメッセージをお願いします。

私が学生時代にやっておいて良かったことは、旅行です。アルバイトをしてお金がたまったらすぐ旅行に出て、県外・海外で刺激を受けてきました。今の学生は私達の頃とは違ってインターネットやSNSで県外・海外が身近に感じられるかと思いますが、訪れなければ分からない土地の空気感があるので、足を運んで現場を見るが一番刺激になるのではないかと思います。

Career
Stories
05
株式会社 ashibi enterprise 琉球忍者 主宰 當山 遼

株式会社 ashibi enterprise

琉球忍者の主宰として、演出家として、そして演者として
お客様からの“拍手”という報酬を求めて日々挑戦し続けます

ー就職活動の際にどのような視点で会社を探していましたか?

父がashibi enterpriseの社長なので就職活動という形ではありませんでしたが、学生時代から現代版組踊で舞台活動に打ち込んできて、他にも「綾庭の宴」という舞台にも出演していました。大学1年の頃に「琉球忍者」が始まりバイトで演者として参加、自然な流れで大学卒業後はashibi enterpriseに就職しました。

ー「入社してよかった」と感じていることはなんですか?

出来て間もない会社のため、新入社員でありながらいろいろ挑戦させてもらえたことですね。父が社長ということもあり、挑戦する僕を応援しバックア…

Career Stories 05

株式会社 ashibi enterprise

株式会社 ashibi enterprise 琉球忍者 主宰 當山 遼

琉球忍者の主宰として、演出家として、そして演者として
お客様からの“拍手”という報酬を求めて日々挑戦し続けます

ー就職活動の際にどのような視点で会社を探していましたか?

父がashibi enterpriseの社長なので就職活動という形ではありませんでしたが、学生時代から現代版組踊で舞台活動に打ち込んできて、他にも「綾庭の宴」という舞台にも出演していました。大学1年の頃に「琉球忍者」が始まりバイトで演者として参加、自然な流れで大学卒業後はashibi enterpriseに就職しました。

ー「入社してよかった」と感じていることはなんですか?

出来て間もない会社のため、新入社員でありながらいろいろ挑戦させてもらえたことですね。父が社長ということもあり、挑戦する僕を応援しバックアップアップしてくれました。とはいえ、意見が食い違うことも頻繁にあって、すり合わせに苦労しました。でも、お互いに良いものを作りたいという気持ちは一緒。回数を重ねるにつれて、お互い諦めることのない折衷案をだせるようになっていきました。

ー1日の仕事の流れをお聞かせください

1日の決まったサイクルはなく、大きなイベントや企画があるときは、目が覚めた時から眠るまで必要に応じて動いています。そのため、大きなイベントが終わるとまとまった休みをもらうこともあります。社員が自分一人なので、チラシやホームページ、舞台の演出と出演など仕事を抱え込みがちでしたが、少しずつ周りに頼める様になり、円滑に仕事を進めることができるようになってきました。

ー仕事のやりがいをお聞かせください

琉球忍者は、三大宝刀シリーズとして

1作目「新・治金丸伝説」

2作目「新・北谷菜切伝説」

3作目「新・千代金丸伝説」

と3作あり、1作目は日光江戸村の忍者シアターでインバウンド向け演出を手掛けた黒田百合さんに演出を担当していただきました。2作目の演出はよしもとの東野ひろあきさん、そして3作目は僕が演出に挑戦しました。外国人でも楽しめる、ノンバーバルショーが琉球忍者の一番の特徴。みんなで一つの舞台を作り、ショーが終わった後に、日本人も外国人も関係なくスタンディングオベーションをいただけた時は最高にやりがいを感じる瞬間です。

ー仕事後や休日はどのように過ごしていますか?

新しいアミューズメント施設などができたらすぐに行ってみます。映画やエンタメ、ゲームなども気になるものは何でもトライ。ただ、純粋に遊びたいのですがすぐに仕事に結びつけてしまい、うちのシアターにどうやったら取り入れられるだろうかとついつい考えてしまいます。以前は1年に一度県外視察に行ってチームラボや、劇団朱雀、京都のギアなどいろいろ見て回っていましたが、最近はまとまった休みが取れたらひたすら寝ています(笑)。

ー学生時代に「やっていてよかった又はやっておけばよかったと思っていることとその理由」をお聞かせください

良かったことは、学生時代から社長にいろいろなところに連れて行ってもらい、色々な年齢・立場の方と会ってきたことです。学生時代は友人、教師など普段接する相手は限定されがちですが、色々な年齢・立場の人との付き合いがコミュニケーション能力を磨くことができます。勉強はある程度はできていたほうが良いですが、その分野の仕事に必ずしも就くわけではありません。しかし、コミュニケーション能力は大抵の仕事で求められますから。

教育現場からのメッセージ

~価値共創への挑戦~

~価値共創への挑戦~

名桜大学 国際学部 国際観光産業学科

准教授 小山聖治

はじめに~価値共創への挑戦~

MICEは多くの人々に感動を与える仕事です。その感動という「価値」の創造には人の心を動かすことが必要です。MICEにかかわることで、人の心を動かす「価値創造」の瞬間に立ち会い、その感動が自身の琴線に触れることで自分の喜びに変わり「価値共創」が実現します。

 

■大学時代に経験してほしいこと、今すべきこと

大学の4年間でやりたいことを見つけて、明確な答えを出すというのはとても難しいことだと思います。大人の手前になりたくさん悩むこともあると思いますが、悩むとは考えるということだと受け止めてさい。そして「考える」とは「自分の意見を持つ」ことだと読替え、次の行動を心がけてください。

  1.  多様な学びで視野を広げる
    観光学、経営学、言語学など、MICE業界に必要な知識を幅広く学んでください。特に、異文化理解やコミュニケーション能力は、国際的な舞台で活躍するために不可欠です。
  2.  積極的に行動し、経験を積む
    イベントスタッフやボランティアとして現場に飛び込み、MICE運営のリアルを体感してください。授業では学べないことが現場には存在します。それが何か?に気づいてください。
  3.  コミュニケーションスキルを体得する
    MICEは人と人との繋りで成り立っています。学内外の人脈を広げ、積極的に情報交換や意見交換を行ってください。

 

■現場にかかわる重要性

MICE現場は、教科書には載っていない実践的なスキルを磨き、成長を加速させるプラットフォームです。教科書で学ぶ理論が通用しない現場を乗り越えるためには、最適解の模索が必要です。理論と実務が融合し最適解が生まれる現場で体得出来るスキルは以下です。

  1. 課題解決能力
    MICE現場は想定外のトラブルの連続です。柔軟な思考と迅速な対応力で課題を解決し、成功へと導くことで自身の成長につながります。
  2. チームワーク
    MICEはチームで取り組むプロジェクトです。異なる専門分野を持つ人々と協力し、共通の目標に向かって邁進する経験は、かけがえのない財産となります。
  3.  プロジェクトマネジメント
    企画立案から運営、そして評価まで、プロジェクト全体に関わることで、MICEの全体像を理解し、マネジメント能力を高めることができます。

 

■今後業界と学生が良い形で連携するには?

MICE業界と学生の架け橋となる産官学連携は、未来への扉を開きます。MICE誘致という複雑な事業を成功させるためには、経験や知識、資金面での支援が必要です。学生向けのMICE誘致に関する研修プログラム、学生と行政・民間企業を繋ぐプラットフォームの構築そしてMICE教育活動への予算確保や資金援助が不可欠です。これらの取り組みによって、日本のMICE人財育成を組織的に進めることが実現します。教育活動を積極的に支援することで、MICE開催地として日本の更なる発展が期待されます。

 

最後に~未来を創造する~

人が驚いたり、感動したりするのは、「思ってもみなかったことが実現する」からですが、問題は、人に尋ねても、人が気づいていないことまでは教えてくれないことにあります。「欲しがるものを、予期せぬかたちで」という矛盾を実現させるには相手を観察し、様々な背景を加味したうえで、自分なりに考えないといけません。その答えが当たり相手が喜ぶ姿を見た時、それは自分の喜びに変化します。
他人の喜びが自分の喜びに変わる「人の創造」こそが未来のMICE創造につながります。

名桜大学 国際学部 国際観光産業学科
准教授 小山聖治

 

小山聖治准教授の経歴はこちら

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株式会社ashibi enterprise

株式会社ashibi enterprise

株式会社ashibi enterprise

株式会社ashibi enterprise

MICEへの取り組み

  1. 企業様のインセンティブツアーでのディナーショー 企画及び実演
  2. 北谷町美浜の専用劇場を活用しアメリカンビレッジ内を散策しながらのチーム毎の課題をクリアしながらゴールする チームビルディング商品提供
  3. 殺陣のスキル、忍者の所作、空手の基本を学び チーム毎に競う チームビルディング

求める人材

外国人のお客様が多い為 日常会話が程度の英語ができれば ベターですが 日常業務の中で 少しづつ 会話ができるようになります。お客様からの 依頼内容が多岐にわたるので ご要望に沿った コンテンツを創る 産みの苦しみを 楽しみながらチャレンジできる人材を求めています。

学生へのメッセージ

観光関連の仕事も含め 自分が生まれ育った 地元の文化・歴史について 積極的に学ぶ事
県内・県外の新聞を読む習慣をつけると社会に出た際 役に立ちます。
日常の挨拶もそうですが 人前で話す際 力強く 声をだす 事を心がけると 日常の英会話の際 好く伝わります。

株式会社DMC沖縄

株式会社DMC沖縄

株式会社DMC沖縄

株式会社DMC沖縄

MICEへの取り組み

MICEは未来を担保し、経済をドライブするエンジンです。沖縄と世界の成長発展に欠くことのできない平和産業です。当社はMICE開催地「沖縄」の価値の創造と向上のため、エリアマネジメント・人材開発・プロダクツ開発を推進しています。MICE主催者と目的を共有し、開催成果を最大にする沖縄MICEをデザインすることで、主催者・参加者・地域の皆さんと成功の喜びを分かち合う感動ビジネスを展開しています。沖縄の価値を世界へ発信する Destination Management Company です。

求める人材

私たちは、
「あなたは何ができますか?」とは問いません。

ひとりで実現できることには限りがあります。
「あなたは誰を知っていますか?」

私たちは、多くの人と協働して事を成すことの大切さと楽しさを共感できる人材を必要としています。私たちの周りには様々な分野のプロフェッショナルがおり、色々な経験を重ねてきた人たちが大勢います。彼らと力を合わせることで、あなたが実現できることは無限大に広がります。互いにリスペクト出来る仲間を増やし、常に高みをめざしていける人材を求めています。

学生へのメッセージ

好奇心や探求心を大切にしてください。あなたの身の回りに起こること、周囲の人の考えや行動、いろいろな手段で伝えられる情報など、放っておけば通り過ぎてしまう事象に、興味や関心を持ってみてください。あなたに気づきがなければ、柔軟な発想や、価値ある発見に出会うことは期待できません。国内外を問わず、異文化に触れる機会を増やしてください。多様な文化や考え方に触れる中から、相手の立場で物事を考え、配慮ができる社会人になることを目指してください。互いにリスペクトできる仲間が増やせることでしょう。

株式会社JTB沖縄

株式会社JTB沖縄

株式会社JTB沖縄

株式会社JTB沖縄

MICEへの取り組み

◎企業ミーティング・イベント ◎プロモーション ◎インナーイベント
◎エンタテインメント・コンテンツ ◎会議運営サポート
蓄積された旅のノウハウを活かして目的に合わせて最適化された実施内容をご提案!

求める人材

「旅のスタイル創造」への挑戦をとおして
①マーケット創造 ②収益モデルの多様化 ③風土醸成・人財育成
☆コンプライアンスに勝る利益なし(リスクマネジメント・法令遵守の徹底)

学生へのメッセージ

JTB沖縄 経営理念:沖縄の経済発展実現に、観光を基軸として貢献する
アクションポリシー:沖縄から、JTBを変える!!

沖縄アリーナ株式会社

沖縄アリーナ株式会社

沖縄アリーナ株式会社

沖縄アリーナ株式会社

MICEへの取り組み

県内最大の多目的施設となる沖縄アリーナは、スポーツやコンサートだけではなく、沖縄にさまざまな経済効果などを生み出すMICEの開催施設としても活用されています。具体的には、外資系企業の成績優秀者への表彰式(Incentive Travel)や、100を超える出展者が参加する展示会(Exhibition)などです。それらを受け入れから、開催の成功に導き、安全な撤収までサポートするのが、沖縄アリーナ株式会社の役割となります。

求める人材

イベントは大小に関わらず、来場者・参加者の期待や感動・興奮、主催者側のパワーや熱量が交錯する場となります。そのような感動を届ける「現場」を緊張感を持ちつつ楽しめる人材を求めています。
施設の維持管理部署、イベントを誘致する営業部署、イベント利用をサポートする運営部署、自主事業を企画する部署などがあります。

学生へのメッセージ

MICEに限ったことではありませんが、責任を持って仕事を進めていく場合、自ら考え行動することが必要となります。学生のうちから自分が好きなことで良いので、主体的に「行動」すること、考えを誰かに「伝える」ことを実践していただきたい。

琉球ホテル&リゾート名城ビーチ

琉球ホテル&リゾート名城ビーチ

琉球ホテル&リゾート名城ビーチ

琉球ホテル&リゾート名城ビーチ

MICEへの取り組み

沖縄最高級ホテルで行う、最上級のリゾートMICE
随所に最新設備を備えた大宴会場は、ホワイエ、ガーデンと一体化すれば最大2,000名規模のパーティが開催可能です。沖縄県内ではこれまで開催することが難しかった大規模なMICEが実現可能です!また、全館貸し切り案件も可能です。
ホテルのMICEセールス課 業務
(例)案件問い合わせ→ホテルインスペクション→見積提示→主催者/旅行会社との打合せ、現場との受入れ調整→本番を迎える

求める人材

人が好き、沖縄観光に貢献したい方、沖縄の観光業界の最前線で活躍したい方

学生へのメッセージ

アルバイト(社会人になるまえの準備段階として、働いてお金をいただくことやコミュニケーション力を身に付ける)
旅行(様々な地域や文化に触れることで、自分を知る、沖縄を知る)

コンベンションカレンダー

会員のみ閲覧が可能です。
関連サイト
沖縄県産業振興公社ロゴ