【5月25日授賞式&シンポジウム開催】琉球びんがたネクストデザインコンペティション

2022/05/13
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琉球びんがたネクストデザインコンペティション

琉球びんがた普及伝承コンソーシアムは、琉球びんがた事業協同組合、琉球びんがた職人、民間企業との連携を主軸に置いた組織で、CSV(価値の協創)を意識した工芸プロジェクトの企画運営を行っています。
2022年、沖縄県は本土復帰50周年を迎えます。その間、琉球びんがたは、産業として成長し、ターニングポイントを迎え、今後の発展の帰路に立っています。
これからの50年、そして100年が沖縄で多くの創造豊かな文化が生まれ育まれることを願い、「琉球びんがたネクストデザインコンペティション」を企画・開催致しました。本コンペティションで受賞したデザインは、当コンソーシアムおよび協賛企業のコラボアイテムとして、商品化・販売を目指します。

本授賞式では、受賞作品がご覧いただけるほか、審査員や受賞者のコメントもお聞き頂けます。また、基調講演では小林新也氏をお招きし、「誰のためのデザイン」というテーマで、様々な視点からみたデザイン思考の有用性について講演頂きます。パネルディスカッションでは、歴史と文化が詰め込まれた工芸を“稼げる形”で承継・発展させるべく、工芸とビジネスの価値の協創について各界の有識者をお招きし議論を深めます。

どなたでも無料でご参加頂けますので(先着100名様)、少しでも興味がある方はぜひ下記リンクもしくはチラシのQRコードより事前予約をお願いいたします。

【事前予約】

https://forms.gle/RrrhtMS5g11tRV6Q9

沢山の皆様のご参加お待ちしております!

 

【基調講演講師およびパネリストの紹介】

  • 小林 新也氏(合同会社シーラカンス食堂 / MUJUN 代表社員 クリエイティブディレクター・デザイナー)

1987年、兵庫県小野市、表具店に生まれる。2010年、大阪芸術大学デザイン学科卒業。2011年、イノベーションデザインを行う「合同会社シーラカンス食堂」を地元の兵庫県小野市に設立。播州刃物や播州そろばん、石州和紙、石州瓦、京都の伝統工芸品などの商品や技術、販路や伝え方、意識のイノベーションに取り組み生産者が抱える問題解決に取り組んでいる。特にグローバルとローカルを行き来した視点で持続可能なものづくりを目指している。2016年、オリジナル商品ブランド「MUJUN」をオランダアムステルダムで立上げる。2021年3月 NHK Eテレ・NHK ワールド デザイントークスプラス「ワークライフ」、7月 NHK ワールド BIZ STREAM 出演など。

 

  • 知念 冬馬氏(知念紅型研究所 十代目当主)

京都や海外でデザインを学び、2017年に祖父・貞男の跡を知念家10代目として継ぐ。型紙を2枚または3枚重ねて染める技法「朧型」や、生地の表裏に柄を染める「両面型」に精力的に取り組んでいる。近年は、他の産地や業界とのコラボレーションも。紅型三宗家のひとつ。 沖展 4年連続の奨励賞受賞 第68回日本伝統工芸展(令和3年) 日本工芸会新人賞等他受賞歴多数

 

  • 小渡 晋治氏(琉球びんがた普及伝承 コンソーシアム 事務局長)

1982年9月生まれ。沖縄県出身。早稲田大学を卒業後、メリルリンチ日本証券にて投資銀行業務に従事。2016年にシンガポール経営大学でMBAを取得の後、父が創業したIT企業okicomの事業承継の為、沖縄へ帰郷。宜野湾のIT企業のokicomの経営、バガスを活用した循環経済型のアパレルサービスのBAGASSE UPCYCLEの創業、琉球びんがたの発展・継承を支援する琉球びんがた普及伝承コンソーシアムの設立・運営等に携わる。

 

  • 金井 倫之氏(知的財産研究教育財団  Fashion Law Institute Japan 事務局長 弁理士 ニューヨーク州弁護士)

上智大学法学部卒 米国南カリフォルニア大学 ロースクール(LLM) 政府系金融機関勤務などを経て現職。2014年、Fordham Law SchoolのFashion lawセミナーに参加したことを契機に日本でFashion Law Institute Japanの立ち上げに取り組む。特許事務所ではアパレル企業等の国際的なブランド・デザインプロテクションに携わる。